最後の3年をどう過ごしてもらいますか?

わんにゃんにとっての最後の3年

Q.O.D.という言葉があります。Quality of Deathクウォリティ オブ デス)の略で「理想的な死、死の質」の事です。いのちというのは事故や病気と背中合わせですので、事故死・病死のケースももちろんあるのは皆さんお分かりだと思います。

もう1つ「ピンコロ」という言葉があります。「ピンピンコロリ」という意味で、簡単に言うと寝る様に亡くなる苦しまずに亡くなるという意味です。これこそ理想の死だと思います。

わんにゃんにとっての1年は人間でいう所の約3~4年にあたります。人間もそうですが、全員が「寝る様に亡くなる」というばかりではありません。特に室内で暮らすわんにゃんは病死のケースも多いです。

下記のデータによると老衰でなくなるわんにゃんは約10頭に1頭になります。逆に言えば約10頭に9頭は病気で亡くなっているという事になります。

※2020年4月1日から2021年8月31日までの間に死亡した2,133頭の犬猫の死亡状況(コホート生命表)

死因病名比率(%)
1腫瘍18.4
2循環器疾患17.4
3泌尿器疾患14.5
4老衰13.7
5消化器疾患11.3
6呼吸器疾患5.9
7外傷3.6
8神経・筋肉系疾患2.9
9感染症2.7
10内分泌・代謝系疾患2.6
犬の病気による死因トップ10
死因病名比率(%)
1消化器疾患23.3
2腎臓・泌尿器系疾患19.7
3腫瘍17.9
4循環器系疾患11.5
5老衰10.9
6呼吸器系疾患5.8
7神経・筋肉系疾患3.6
8感染症2.4
9外傷1.9
10内分泌・代謝系疾患1.6
猫の病気による死因トップ10

Q.O.D.を高めるためには

上記のデータの通り、亡くなる前は病気と闘いながらの年月を過ごすわんにゃんも決して少なくありません飲みたくない薬を飲む。痛い思いをして注射や手術をする。家族と離れて病院で暮らす。そうしながら死へと向かっていく事を考えると、私たちは何ができるでしょうか?

Q.O.D.はQ.O.L.と強く結びついています。Q.O.L.とはQuality of Life(クウォリティ オブ ライフ)の略で、簡単に言うと「生活の質」の事です。

生活の質を高める事で死の質へと繋がります。死に関して敬遠される方もおられますが、誰でも死を迎えます終活など死に対しての準備は大変大事なことです。ペットロス症候群(わんにゃんが亡くなった時に起こる精神的・身体的ダメージによる不調)もほんの少しながらでしょうが緩和できると思います。

我々人間に対しても同じです

わんにゃんに対してもそうですが、あなた自身のQ.O.D.とQ.O.L.も同じように意識していかなければいけません。

あなたが先にいなくなったらあなたが自分の事もまともに出来なくったら、わんにゃんはどうなりますか?保護施設に移されたり、病院で安楽死させられたり、保健所で殺処分されたり...。想像したくもありません。

あなたの亡くなる残りの10年も健康でありたいです。

どうすればそれぞれのQ.O.D.とQ.O.L.を高める事ができるでしょうか?

日々の健康管理

この一言です。一言で済みますが、継続することは大変難しい事です。食生活・運動・睡眠・ストレス・人間関係・住宅環境色々とありますが簡単に変えれない事や一生変えれない事もあります。

出来る事からはじめましょう!

あなたの環境で出来る事は何がありますか?私もこの件について色々と考えながら行っておりますが、自分の事は断念したりすることが多かったです。あなた自身の体はあなただけのものではありません。あなたの体は、わんにゃんを含めたご家族の為の体でもあることをしっかりと頭に入れてください。

その上で「続けられること」を考えてみてください。健康管理は色々な情報・方法があります。どれを信じるかはあなた次第です。どうすれば良いか分からない方もおられるでしょうから、私の続けられている健康管理をご紹介します。1つの参考にされると良いかもしれません。

食生活と運動

私はNMN(ビタミンBの仲間)のサプリを使用しています。NMNとは簡単に説明するとDNAを修復する遺伝子の栄養源(NAD+)です。この栄養源は元々生命の体自体で作られますが、歳を取るにつれ、作られる量が減っていきます。減っていくとDNAの修復ができず、病気になります

最近の研究では老化も病気と言われています。老化は加齢とは違いますWHO(世界保健機構)を老化は病気であるという事に肯定しているようです。現に(早期)老化症・ウェルナー症候群・早老症という病気もあります。(もちろんわんにゃんにも老化はあります。)NMNは認知症・ガンをはじめとする病気への効果もあります。

ただNMNにだけ頼るだけではいけません万能薬ではありません。NMN研究のパイオニア ワシントン大学の今井眞一郎教授は「20分ほどの軽いウォーキングが良い」とおっしゃっております。

あなたは20分の軽いウォーキングをしたことがありますか?意外とすぐ終わります20分間心を落ち着かせる意味も含めて「散歩」してみてください。景色を楽しめたり落ち着いて考え事も出来たりします。

NMNは粗悪品も多い

NMNは専門的になりますが、α-NMNとβ-NMNがあります。体で作られるものはβ-NMNです。α-NMNは似て非なるもので、人間の体内に長期的に入れ続けるとどうなるかは未知の世界です。α-NMNの服用が良い方向に進めばよいですが、悪い方向に進んでいったら解決できない可能性も十分あります。また、β-NMNをどうやって体に入れるか、その方法によっても大きく変わります点滴だと体内に100%吸収できますが、錠剤だと約20%しか体内に吸収されません。私はネブライザー吸入です。ネブライザー吸入は約80%体内に吸収されます。ネブライザーで使用するNMNは加工されていないので余計な経費が掛かっていません。従って単価が比較的安く手に入ります。私はNMNの吸入を始めて1週間も経たずに実感できました。眠気も無くなり、運動することが億劫だったのですが毎日20分楽しくウォーキングしています。DNAの修復を含めて状態の良い体に戻るまで毎日服用で約3ヶ月かかると言われています。(年齢が若いと3ヶ月かかりません。10代までの若すぎる方はNMNは必要ありません。今話題になっているNMNは時代を変えるだろうと思っています。NMNは比較的継続できるQ.O.L.を高める対策ではないでしょうか?セールス要素が大きいと思われますが、実感している私だから自信を持ってオススメできます。

猫田三業は良質のNMNを提供できます

猫田三業の取り扱うβ-NMNはGMP(適正製造規範)認定工場が製造しトレーサビリティ(NMNがいつ、どこで、誰によって作られたか明らかにする証明)発行できます。このトレーサビリティを発行できるNMNメーカーは粗悪品が多いNMNで日本にどれくらいいるでしょうか?トレーサビリティとは流通経路から最終消費段階、または廃棄段階まで追跡可能にすることができます

世界のにゃんこの幸せ」を目標にする猫田三業は様々なものを慎重・厳重に調査し導入を検討している中、このNMNを導入しました。もちろん信頼できる獣医師の助言を受けながら進行しています。「研究」の段階は我々の手元に届く前に他の信頼できる機関が行っているのですから我々は研究をしているわけではない事をご理解ください。猫田三業はわんにゃん対象で酸素室によるβ-NMNのサロンも検討しています。その前にまずはあなたの健康管理からです。お気軽にお問い合わせください。

もっと詳しく!

体調管理を含めたわんにゃんの知識などをオンライン~訪問(地域限定)学習できる「猫田塾」は応急救護方法からトリミング、愛護活動や病院での実習、わんにゃんの服などの洋裁など、多岐に渡る楽しい塾です。入塾してわんにゃんとの楽しい時間をより良くしていきましょう!

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